今回は、馬毛ブラシについて考えてみたいと思います。
日常的なブラッシングといってよく包括されますが、以下のように革靴を手入れするための、使用頻度が一番高いブラシだと考えています。
A
◆履く前のツヤ出し
◆履いた後のブラッシング
◆靴磨きの際のツヤ出し
◆スムースレザー(ツヤ革)とスエード等用に使い分ける必要性
◆外出先でのちょっとした汚れや傷のカバー
A
ざっと挙げて、上のようなシーンが当てはまりそうです。やはり使用頻度は高いですね。それゆえ何本も持っているという方も多いかと思います。管理人は携帯用のものを合わせて5本程度所有していますが、最近あることが確信に変わりつつあります。ブラシによって差はあると思いますが、経年劣化します。以下のような状態です。
B
◆毛が乾燥する
◆毛先が開く
◆毛にコシがなくなる
◆ブラシにほこりが溜まりやすい(静電気の蓄電)
B
管理人の場合、5年以上前から使用しているブラシ(2,000円程度)で、一時期はものすごく活躍していたブラシです。(スムースレザー用)さっとかけてツヤが出る状態だったので、かなり良かったのですが、やむなく昨年新しいブラシを購入し対応しています。
経年劣化については、原因を含め検証中のため今後また記事にするかもしれませんが、上の
Bのような状態になると革表面の目に見えないようなホコリの除去が困難になるため、中々難しいところです。シューケア用品そのもののケアの仕方、保管場所や状況について検証考察する必要がありそうです。
ということで、今後の課題としての馬毛ブラシについての考察でした。靴磨きに関しての別記事はこちらから→
トリッカーズ(Tricker's) マロン 靴磨き(別ウインドウで開きます)
少し歯切れが悪い記事で恐縮なのですが最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。