夏です。茶系の革靴が活躍するシーズンです。
今回は、モウブレイのライトブラウンのシュークリームで靴磨きをしたいと思います。
上の革靴とシューケア用品を使用して、お手入れします。夏になると、スーツも明るいグレー系を着る人が増える印象です。最近ではクールビズを通り越して、ポロシャツで仕事をするといった会社も多くなってきたように感じます。何しろこの時期は暑いので、黒革靴も良いですが、足元が重く見えがちなので茶系の革靴は重宝します。
さて、ライトブラウン系の革靴です。Uチップ,外羽根式の丸紐とカジュアルなもののため、チノパン等とも相性がよく、1足持っておくと便利です。グレーのスーツに茶系革靴は鉄板ですが、シーンによって使い分けたい所です。ベルトの色も茶系に合わしますが、ベルトは濃い色の茶系でシンプルなバックルのものが失敗しないと思います。
ということで、少しくたびれて乾燥気味のこの革靴を手入れしていきたいと思います。使用するシューケア用品は以下です。
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY シュークリームジャー 20247 (ライトブラウン)
[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY ステインリムーバー300 3022 (マルチカラー)
[アールアンドデー] R&D 7031 プロ・ホワイトブラシ (マルチカラー)
コロニル 馬毛ブラシ ブラウン
[M.MOWBRAY] M.モゥブレィ グローブクロス(ブラウン)/グローブ(手袋)型空ブキ用クロス
Tシャツ(使わなくなったもの)
靴磨き手順を以下にまとめます。
1.シューツリーを入れて、馬毛ブラシで革靴のホコリを落とす
2.ステインリムーバーをよく振ってから、布(今回はTシャツ)に添付
3.革靴をさっとなでるように、古いクリームを落とす
4.シュークリーム(ライトブラウン)を塗りこむ
⇒指で塗りこむとクリームの節約になります
5 .プロ・ホワイトブラシでクリームを馴染ます
6.馬毛ブラシで磨き
7.グローブクロスで仕上げ磨き
モウブレイのシュークリームは色の展開も多く、ツンとした臭いがほとんどしないので、使用感が良いとの所感です。ポイントとして、上のように指で直接塗りこむことにより、クリームの節約と体温によるクリームの浸透効率を上げます。メダリオン(飾り穴)がある靴の場合は、ペネトレイトブラシを部分的に使用すると良いかもしれません。
また、古いクリームの除去のために、ステインリムーバーを使用しておりますが、これはあくまでもさらっと使用するのが良いでしょう。
靴底の様子です。マッケイ製法のレザーソールです。ソールの減り対策のため、
(ブートブラック) Boot Black レザーソールコンディショナー (革底靴専用保革クリーム)を使用しました。この商品は過去記事でも触れましたが、ソールとコバの栄養補給、減り対策として優秀な商品との所感です。
ヒールとコバの様子です。ソールのかかと部分は下から、トップリフト(化粧板、ラバー部分)、ヒールリフト(中断)、ヒールベースと呼びます。この場合、ヒールリフトとヒールベースの素材がレザーになるため、コバと同様にレザーソールコンディショナーを入れましょう。
過去記事はこちらから。↓
【革靴】レザーソールのお手入れ Boot Black レザーソールコンディショナー(革底靴用保革クリーム)
ソールにクリームを入れたので、上のようにしばらく斜めがけにします。1時間程度置いておこうと思います。定期的な靴磨き、栄養補給をすることで長く革靴を楽しみたいものです。ということで、茶系の革靴 ライトブラウンでのお手入れ ~モウブレイのシュークリーム~の記事でした。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。