梅雨前だというのに雨が続きますね。管理人です、こんにちは。
今回は、
メダリオン(飾り穴)のある革靴のハイシャイン(鏡面磨き)を記事にしてみたいと思います。革靴はインテレッサの内羽根,クラシック(茶系:シュークリームの色味:コロンブスのハバーノ)を使います。
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茶系の革靴のワックスの色選びですが、基本的には
革靴の色より濃い色を選ぶと仕上がりが綺麗に決まる印象です。ワックスの場合
トゥやヒール等、部分的な添付が多く、シュークリームでの靴磨き、色合わせよりはアバウトで良いとの所感です。
さて、馬毛ブラシでのブラッシングの後、ワックスを添付していきますが、メダリオン(飾り穴)のある革靴は穴にワックスが詰まらないように、
薄く少量ずつ伸ばしていきます。上の写真の向かって右側は添付後です。
メダリオン(飾り穴)ですが、発祥はイギリス、スコットランドの風土に由来しているようです。
穴を開けることで、革靴の表面積を増やし、水はけを良くするのが元々の目的だったという説が一般的です。総じてブローグということも知識として持っておくと良いかもしれません。今回の革靴は、
内羽根式(平紐使用)のセミグローブということになります。
さて、そうは言っても、メダリオンのある革靴のワックスの添付は難しいので、もしワックスが目立って詰まってしまった場合は、磨きに入る前に上のような竹串か爪楊枝などで除去しておくと後々楽です。磨いた後でも良いと思いますが、
磨く前に除去したほうが仕上がりが綺麗との所感です。
ワックスの添付後は、
水分を効果的に使い、納得いく光具合になるまで磨きましょう。
ハイシャイン(鏡面磨き)の手順(まとめ)は以下の通りです。
手順1.クロスを指にまく(古い肌着等でも可)2.ワックスを添付(光らせたい部分のみ)3.2~3分ぐらい放置4.革靴に暖かい息をかけ(水分)すぐにクロス(汚れていない部分)で磨く →水滴を革靴に1滴垂らすか、クロスを少し湿らせても良いと思います。 5.4を優しい力で光るまで磨く行為を繰り返し6.ある程度光った段階で満足行けば終わり7.満足いかなければ、ポリッシュを重ね塗りし4を繰り返します8.完成
さて、上の写真で2回磨きを実施しました。メダリオンの中にワックスが詰まることもなく、割と綺麗にツヤ感が出てます。ワックス独特のツヤ感ですね。ということで、今回はメダリオン(飾り穴)のある革靴のハイシャイン(鏡面磨き)でした。最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
※ハイシャインの過去記事は下のリンクから
「ハイシャイン(鏡面磨き) 革靴を光らせるテクニック ~サフィール, SAPHIR ビーズワックスポリッシュ~」