こんにちは。
6月になりました。ものすごく暑いですね。管理人です。
さて、今回は基本に戻って革靴の定期的なブラッシングのすすめです。
ツヤ革(一般的なスムースレザー)の革靴を集合させました。
履いてるものもあれば、履いていないものもあります。
今回は初心に戻って、馬毛ブラシでのブラッシングを実施していきます。
定期的なブラッシングで
①ほこりを落として、革の通気口を確保する
②ブラシに残ったクリームで全体的にツヤを出す
③革靴のトラブルの発見
ぱっと思いつくのは上の3点ですかね。1足ずつ丁寧にブラッシングしていきました。
まず、茶系の薄いものから。少し乾燥気味でした。これは今度クリームを入れてあげよう。右側写真のヒールの質感が良いです。
赤系の茶靴。これはトゥ(靴の先端部分)の部分のキズが少し目立つので、今度補色しようと思います。
右側写真のかかとの質感などは、だいぶ経年変化が楽しめるようになりました。ヒールのラバーは1回交換してます。
トリッカーズのマロンです。
これも1か月以上クリームを入れていません。右側写真の通り、1年過ぎるとブーツ特有の履きジワと、その部分の色がかなり抜けてきました。経年変化が楽しいです。くつひもがもうすぐ切れそうです。
ダブルモンクのストレートチップ黒。
ヒール部分の編み込みのデザインが好きなのです。
これは、冠婚葬祭用のストレートチップ内羽根式。
購入時にクリームを入れました。まだ1回も履いていません。ブラッシングだけで自然なツヤが出てきます。
このブログで一番登場している、黒の外羽根式(国産、1万程度)です。
ベーシックなデザインで愛着のある1足。ただ、コバはよく見ると少しひび割れています。(帰りの部分)樹脂?だと思うのですが、最初の方に適切なケアを行っていなかったのが大きいと思います。
あと、どうしてもこのクラスの靴を10年履けるかというと、うーんという感じです。百貨店で売っているような2~3万円の革靴が結局一番コスパ良いのかもしれません。
購入時、いい靴の見極めポイントとして、アッパーの革の質感の良さはもちろん、コバの処理の丁寧さ、ステッチの正確さ、かかと部分の作りの丁寧さ。ぐらいを念頭に置いていればよいのではないでしょうか。
自分にお気に入りの靴は値段の大小にかかわらず大事にしてあげたいものです。
ということで、撮影しながらブラッシングして点検。20分ほどでした。
定期的にまとめてブラッシングすることで、履いていない靴なども点検できます。
ブラッシングしながら、これはそろそろクリームを入れないとなーとか、くつひも切れそうだなーとか、ヒール、ソール削れてるなーとか、点検できるので良いと思います。
特にヒールの交換はデッドエンドの部分が削れる前に交換しましょう。靴の修理屋さんでやってくれます。
ということで、革靴(ツヤ革)の定期的なブラッシングのすすめ でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。