毎日寒い日が続きますが如何お過ごしでしょうか?管理人です、こんにちは。
さて、今回は革靴購入のポイント 百貨店編お正月に阪急梅田1Fのメンズ館で購入した、インテレッサの革靴でご紹介いたします。
内羽根式の平紐を使ったセミグローブです。グッドイヤー製法のレザーソールですね。店員さんの情報では、革はフランスのタンナー(名前忘れました)で鞣し、染色実施したものを、中国で生産しているとのこと。革の素材が良いと染色が綺麗に決まります。これは茶系革靴購入時の基本的知識として持っておきたいですね。
革靴は作りが大事なので、中国というと少しマイナスイメージが先行しますが、阪急百貨店が別注をかけているモデルだけあって、割としっかりとした作りという印象です。コスパ重視の方にはおすすめできます。(3万3千円ぐらいだったかな??)
これは別途記事にいたしますが、革の原材料費の高騰と円安が続く中で、有名ブランドの輸入革靴(チーニー、チャーチ、クロケット等等)と実質的に同じクオリティーのものを求めると価格にして倍以上の単価を払うようなことはざらです。輸入品の関税は結構かかりますからね。
財力があれば問題ないでしょうが、ビジネスマンにとって基本的に革靴は、日々ローテーションするわけで、数があるに越したことはないのです。管理人はコスパ重視のため、インテレッサというメーカーを注目していきたいと思います。単純に自分の足と木型がマッチするという安心感もあります。
百貨店で革靴を購入する場合は、シューフィッターの方と時間をかけて、自分の足と革靴の相性を見ていく必要があります。例えば同メーカー、同サイズでも木型が違えば当然変わってきます。高い買い物なので、サイズに関して妥協するのはあまりお勧めできませんが、とはいえどうしても欲しいデザイン、メーカーのものでマッチしない場合はインソールという発想もアリと思います。
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上は管理人おすすめのインソールです。さらっとしたレザーインソールなので、一つ持っていても損はないかもしれませんね。サイズ選びに注意してください。特にリーガルやスコッチグレイン等、サイズ表記より大きめの傾向の革靴の方は、実際に手に取って購入されることをおすすめします。
グッドイヤーの革靴などは、特に購入時はきつい、足を圧迫する程度のものを選んで置く必要があります。かかとの沈み込みや、革の伸縮性を考慮する必要があるためです。基本的に革は伸びます。断言します。伸びます。なので、シューフィッターの方と認識すり合せが重要です。
時間をかけて購入した革靴。次は靴の返りを作るために、室内履きで慣らすことをオススメいたします。
新品の革靴は固い、かつ水分が不足している場合が多いので、革の状態をみてデリケートクリームを入れてあげましょう。シュークリームでも良いと思いますが返りを作る際の履きジワを綺麗に入れるためには、デリケートクリーム(水分ん主体)の方がよいかもしれません。
デリケートクリームはほとんど水分ですが、ラノリンという、革の柔軟性を良くする成分を含みますので新品の革靴に入れるクリームとしてはかなり活用頻度が高いです。上のモウブレイのものは他サイトでも評価されていますが、失敗しない万能選手という印象です。
デリケートクリームを入れて、室内履きを1ヶ月ぐらい暇なときにしてあげると、次第に馴染んできました。1ヶ月弱で5回(1回30分程度)所感ですが、購入時にかなり開いていた内羽根が約1cmぐらいの幅になり、靴の返り、履きジワも割と綺麗な位置でできました。これをすることで、いきなりアスファルトの上を歩いて、つま先が異様に削れるなども防げるので、室内履きでの慣らしはおすすめです。
シュークリームの色ですが、シューフィッターの方にシュークリームを選んでいただきました。コロンブスのハバーナです。茶系の革靴は色選びも相談に乗ってもらうことをオススメします。今回購入の革靴は、少し赤みをおびたダークブラウンのため、ハバーナにしました。これも何個か候補を持ってきていただき、どういう色に育てていきたいかという事を話しましたが、管理人は基本的にニュートラル(無色)を当分使い、傷や革の光り方に不満が出てくれば、色クリームを入れる方針です。
また、忘れがちですが、今回はシューツリーも同時に見てもらいました。これも革靴によってかかとの高さ、ワイズで変わってきますが、阪急梅田のメンズ館は種類が豊富なので、確実なものを選んでいただきました。
ということで、今回は百貨店で購入する際のポイントでした。基本的にはシューフィッターさんの能力と会話が全てになりますので、あ、あの人良さそうという人を選んでお声がけすることをおすすめします。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。