さて、5月に入りこれから夏にかけて熱くなりますね。
今回は、季節物のブーツをしまう前にしておきたいメンテナンスをご紹介いたします。
管理人所有のチペワのブラックオデッサリバースです。
昨年購入からまだ1年経っていませんが、いい感じにくたっとしてきました。
インソールはまだまだ綺麗ですね。
さて、まずはひもをほどきましょう。
向かって左がひもをほどいた直後です。
なんだかんだでほこりが溜まっていますので、これを豚毛ブラシでブラッシングして取りましょう。時間をかけて全体を丁寧にブラッシングすると
右のように毛並がそろってきます。
少し遊んでみました。割と履いたので、だいぶ革が柔らかくなりましたね。
チペワのロゴはすり切れています。
忘れがちですが、シューレースは水洗いしておきましょう。かなり汚れている場合は洗剤での漬け置き洗いが効果的ですが、種類によってはダメージになることがあるので、注意が必要です。ブーツ用の蠟引きのシューレースであれば、あまり気にしなくて良いかもしれません。
そして、最後にWOLYのスエードカラースプレーを振りかけて栄養補給しておきましょう。
スプレー後です。しっとりとしているのが分かります。WOLY社のスエードスプレーは定期的に少量振りかけるだけで、手軽にコンディションを良く保ってくれます。まぁそこは歴史のあるブランドですので品質に信頼がおけるのはいい点ですね。使用感が非常にいいです。
これを、数日ぐらい風通しの良い日陰で休ませてから、靴箱にいれるなりしましょう。
一番やってはいけないのは、履いて帰ってきてすぐに箱に入れたりすることです。汗を蒸発させないまま密閉すると、カビが生えます。あと、細菌が増殖して臭くなります。いいことはひとつもありません。
できれば、風通しの良い靴箱に入れたりしたいものですが、箱に直径2cmぐらいの穴を2、3か所空けるだけでも結構違うようです。
ということで、次のシーズンに気持ちよく履けるようにお手入れしてあげましょうでした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。